カラコンの目の充血の原因は酸素不足
カラコンを付けることによって、目が充血してしまう場合があります。
しかし何故、カラコンを付けて目が充血してしまうのでしょうか。
実はカラコンを付けることによって、さまざまな原因が考えられるのです。
「酸素不足・水分不足・長時間カラコンを付ける・レンズの汚れ&傷・ベースカーブの不一致」等々。
上記に明記した中で、目の充血の最大の原因になっているのは酸素不足です。
つまり、こういうことです。
「長時間カラコンを付ける→カラコンと目の角膜の間に酸素が行き渡らなくなる→目が充血してしまう」
当然のことですが目が充血した場合、すぐにカラコンを外す必要があります。
ただしカラコンを外しても、すぐに目の充血が治るわけではありません。
とりあえず、すぐに冷たいタオルを用意して目を冷やしてください。
そしてしばらく経って目の充血が治らない場合、眼球に傷が付いている可能性があるので、眼科に受診するようにしてください。
カラコンの目の充血~目薬~
このように目の充血は治すことができるわけですが、その他にも目の充血を改善する方法があります。
それは「目薬」です。
しかし、どの目薬を使っても目の充血が改善するわけではありません。
血管収縮剤を主成分にしている目薬なら、目の充血を改善することができるのです。
「血管収縮剤→太くなった血管を収縮→目の充血を解消」
ただし、気を付けなければいけないこともあるのです。
目の充血は、角膜の酸素不足によって発症します。
血管収縮剤で無理やり血管を収縮させてしまうということは、角膜の酸素供給源を絶ってしまうことを意味しているのです。
しかも角膜の酸素不足を放置すると、角膜血管新生や角膜内皮障害といった重篤な症状を引き起こす可能性もあるわけです。
※「角膜血管新生や角膜内皮障害→視力低下や失明」
換えの効かない大切な目
どちらにしても、カラコンによる目の充血という症状を甘く見てはいけないのです。
そしていつになっても目の充血が治らないようであれば、すぐに眼科で治療を受ける必要があるのです。
替えの効かない大切な目。
取り返しが付かなくなる前に、しっかり目の治療をするようにしましょう。